アメリカ サッカーの人気がイマイチ
サッカーといえば、世界的にMとても人気があるスポーツの一つです。日本でもJリーグというサッカーのプロリーグが存在します。
そして、世界的にもスポーツが盛んな国と聞かれて真っ先に思いつくのがアメリカではないでしょうか。スポーツ大国のアメリカだから、サッカー人気も相当なものだろうと思いきや、アメリカではサッカーがそれほど盛り上がっていないのが現状です。サッカーがアメリカではどうしてあまり人気がないのか、それはアメリカで特に人気があるとされているスポーツと比較するとよくわかります。
アメリカには国内で特に人気がある4大スポーツと呼ばれるものがあります。アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、そしてアイスホッケーです。
まずアメリカンフットボールですが、タッチダウンすれば一気に7点入ります。ですから得点差があっても大逆転するようなことが日常茶飯事です。
野球は言うまでもなく満塁ホームランを打てば一気に4点入ります。バスケットボールは通常のシュートで2点、そして3ポイントゾーンからシュートが入れば3点入ります。バスケットボールは特に目まぐるしく攻守が入れ替わり、10点差くらいならば簡単にひっくり返ります。
アイスホッケーは1つのシュートが入る毎に1点追加されますが、0点で終了する試合が少なく、たいていは点の取り合いになります。
アメリカの4大スポーツはいずれも得点が入りやすいスポーツなのです。
一方サッカーはどうかというと、0対0で終わることも多いですし、得点が入っても1対0とか2対1という試合が多いです。得点が入りにくいというのは、サッカーがアメリカであまり人気がない理由の一つであると考えられます。