サッカー界 代理人ビジネスでポロ儲け
世界的に最もメジャーなスポーツの一つであるプロサッカー界とは、F1同様に巨大なプロスポーツビジネス界という側面を持ち併せています。そして、様々な事に対して巨額のマネーが動きますが、もっとも世間的に有名であるのが代理人ビジネスです。
具体的には代理人とはどんなことをしているのかというと、特定の選手と契約して選手を売り込む資料などを強豪リーグに送付したりします。特定のクラブからオファーが来た場合は、選手に替わって様々な契約話を進め、移籍が成立した場合は、不動産仲介業者が受け取る仲介料同様に手数料を受け取ります。
なお、不動産の世界にて住宅購入費や家賃が高いほど不動産会社が受け取る仲介料が高額になるのと同様に、移籍金や移籍先クラブでの年俸が上がるほど代理人が受け取る手数料も跳ね上がるため、世界のトップレベルの選手の代理人の中には、積極的に選手に移籍を進言してボロ儲けしている人物も多数存在しています。
なお、サッカーの世界では大物選手の移籍加入によってチームのレギュラー争いが活性化し、チームが良い方向に進む場合がよくあります。もしサッカー界に代理人の存在がなく、移籍が活発でなかったら新鮮味もなくなるため、世界のサポーターたちの間では選手に移籍を勧めがちな傾向の代理人の存在というのは、そんなに悪い風にみられていない側面もあります。